このVPN初心者向けガイドでは、購入後に必要な操作を順を追って説明します。まずプランが有効か確認し、アプリを入手してサブスクリプションを読み込み、サーバーを選択。最後に出口 IP と利用したいアプリを確認します。「読み込み完了」「接続済み」「アプリが使える」は、それぞれ設定・接続・実際の通信を示す別の状態です。
購入後はプランとアカウント画面の状態を確認
YiYiVPN のアカウント画面に戻り、注文が完了しているか、プランが有効になっているか、利用可能な通信量が表示されているかを確認します。決済結果とプランの状態は別の画面に表示される場合があります。決済完了だけを見て設定を何度も読み込まないでください。注文とプランの表示が一致しない場合は、注文情報を控えたうえでアカウント画面のサポート窓口から確認し、重複決済を避けましょう。
月額プランとデータ容量パックの違いは利用期間です。月額プランの通信量は契約日を基準に毎月リセットされます。データ容量パックは使い切るまで利用でき、有効期限はありません。初日に必要以上の容量を想定して選ぶ必要はありません。実際の使い方と予算を照らし合わせて選びましょう。詳しくはプラン・料金ページをご覧ください。
| 種類 | 料金・通信量 | 通信量のルール |
|---|---|---|
| 月額プラン | ¥9.9/月、60GB;¥18/月、250GB;¥28/月、500GB | 契約日を基準に毎月リセット |
| データ容量パック | ¥158/300GB;¥358/1000GB;¥658/3000GB | 使い切るまで利用可能、有効期限なし |
YiYiVPN はメールアドレス不要で、利用台数に制限はありません。アカウント情報はご自身で安全に保管してください。特に、アカウント画面のパスワードとサブスクリプション URL を一緒に他人へ送らないようご注意ください。返金については、初回のお支払いから 30 日以内であれば理由を問わず全額返金を申請できます。途中でプランをアップグレードした場合、差額は残りの日数に応じて換算されます。元の期間にそのまま上乗せされるわけではありません。
アプリを入手し、インストールと設定を区別する
アプリは設定を読み込み、通信を処理するものです。利用できるサービス内容はプランによって決まります。アプリをインストールしただけではサーバーは追加されず、支払いが完了しても端末の設定は自動で済みません。アカウント画面のダウンロードページで、利用中の端末に対応したアプリと説明を確認してください。名前が似ているだけで判断してインストールしないようにしましょう。
Windows と macOS では、システムプロキシの権限が必要になることがあります。Linux では、デスクトップ環境のプロキシ設定とコマンドラインアプリの設定を区別してください。iPhone、iPad、Android では、ネットワークトンネルを作成するためにシステムの許可を求められることが一般的です。表示内容はアプリによって異なるため、許可する前に入手元を確認しましょう。接続のために出所不明のルート証明書をインストールする必要はありません。
iOS アプリの入手可否は、App Store の地域設定やアプリの公開状況によって異なる場合があります。アカウント画面に掲載されている最新の案内をご確認ください。また、「構成プロファイル」がすべてサブスクリプションを意味するわけではありません。サブスクリプションはサーバー設定の取得元、システム構成プロファイルは端末の設定を変更するものです。両者は別のものです。
サブスクリプションを読み込み、サーバー一覧を確認する
サブスクリプション URL は通常、更新可能な設定情報を取得するためのものです。一般的な公式サイトの URL やアカウント画面のログインページとは異なります。アカウントを識別する情報が含まれる場合があるため、機密情報として扱ってください。公開チャットやオンライン変換サイト、確認できていない診断ページには貼り付けないでください。
- アカウント画面で設定を取得します。サブスクリプションまたはアプリ設定の項目を開き、使用するアプリに対応した形式を選びます。専用の読み込みボタンがある場合は、先に近くにある説明を確認してください。
- アプリにサブスクリプションを追加します。URLから読み込む、またはリモート設定を追加する項目を選び、URL全体を貼り付けます。メニュー名はアプリによって異なります。サーバーアドレス欄ではなく、リモート設定として追加するのがポイントです。
- 更新して設定を有効にします。読み込み完了の表示が出たら、サーバー一覧に項目が追加されていることを確認します。複数の設定を保存できるアプリでは、新しい設定を読み込んだ後、現在使う設定として選択する必要があります。
- 更新結果を確認します。解析エラー、形式の非対応、ダウンロード失敗などの表示がないか確認してください。一覧が空の場合は、接続のオン・オフを繰り返すのではなく、まず設定の問題を解決しましょう。
サブスクリプションの更新に失敗したら、まず現在のネットワークからアカウント画面を開けるか確認し、次に URL のコピー漏れや空白、句読点の混入がないか調べます。非対応の項目やプロトコルが原因と表示された場合は、アプリのバージョンと設定の出力形式を確認してください。古い設定で接続できる場合は、いったん残しておきましょう。バックアップなしにすべての設定を削除しないでください。
ワンクリック読み込みボタンが反応しない場合、ブラウザーからアプリを起動できていないだけのこともあり、サブスクリプションが無効とは限りません。その場合はアプリに戻り、URLを手動で追加してください。サポートに問い合わせる際は、エラー文と個人情報を隠したスクリーンショットだけを共有し、サブスクリプション URL 全体は送らないでください。
サーバーを選び、アプリに取り込む通信を設定する
初回は地理的に近く、用途に合ったサーバーから試し、利用するアプリの実際の動作を見て調整しましょう。YiYiVPN のサーバー一覧には、東京 IEPL 専用線、シンガポール中継、香港 IEPL 専用線、ロサンゼルス直結、ロンドン中継、チューリッヒ直結があります。地域名は出口の位置、回線種別は通信経路の特徴を示します。どちらも実際の使用感そのものを保証するものではありません。
IEPL 専用線は、一般に専用の通信経路を指します。中継回線は中間ノードを経由し、直結回線は通常、利用者側のネットワークから海外の接続先へ直接つながります。実際の通信品質は、利用中の通信事業者、経路、時間帯、接続先サービスなどに左右されます。「専用線」という表示だけで、すべてのサイトが速くなるとは限りません。また、地理的な距離だけで遅延を判断することもできません。
「グローバル」と「通信をすべて取り込む」は別の設定
ルールモードでは、ドメインやアドレスなどの条件に応じて、プロキシ経由か直接接続かを決めます。グローバルモードでは通常、アプリに取り込まれたリクエストを選択中のプロキシに送ります。ポイントは「アプリに取り込まれた」通信かどうかです。システムプロキシに従わないアプリは、グローバルモードに切り替えても通信を取り込めない場合があります。
システムプロキシを設定すると、システム設定に従うアプリの通信をアプリに渡せます。TUN などの仮想ネットワークインターフェースモードでは、より広い範囲の通信を処理できますが、適切な権限が必要で、ほかのネットワークソフトと競合することもあります。まず公式ガイドに沿って推奨される方法を有効にし、複数のプロキシアプリを同時に使わないでください。コマンドラインツールには個別のプロキシ環境設定が必要な場合があるため、ブラウザーで接続できてもターミナルで使えるとは限りません。
端末ごとの操作方法は使い方ガイドをご覧ください。画面の表示が異なる場合は、利用中のアプリの説明を優先し、別のアプリの項目名をそのまま当てはめないでください。
接続確認:出口 IP、DNS、利用するアプリ
アプリに「接続済み」と表示されても、接続の一工程が完了したことしか分からない場合があります。実際に確認すべきなのは、通信が想定どおりに経路を通り、利用するアプリが正常に動作するかどうかです。接続前の出口情報を控えてから、同じサーバーに接続して比較しましょう。画面に表示された地域名だけで判断するのは避けてください。
- ✅ 接続の前後に自分の IP アドレスを確認し、出口アドレスを比較します。確認ページ自体がプロキシ経由になるルールでなければ、表示された IP が利用地域のものでも、そのページが直接接続に設定されているだけかもしれません。
- ✅ 実際に利用するサイトを開き、ログイン、検索、コンテンツの読み込みなど通常の操作を試します。トップページが開いても、アプリ内のすべての通信が成功しているとは限りません。
- ✅ ブラウザーと単独のアプリをそれぞれ確認します。ブラウザーだけで使える場合は、単独のアプリがシステムプロキシに対応しているか、別の通信取り込み方法が必要かを確認しましょう。
- ✅ アプリの接続ログで、ルールの適用状況と出口の選択を確認します。診断時は想定したサーバー経由になっているかを見てください。アカウント情報、ドメイン、アクセス履歴を含むログ全体を公開しないでください。
DNS はドメイン名を IP アドレスに変換します。対象ドメインの問い合わせにもプロキシのルールを適用したい場合は、アプリの DNS 設定とルーティングを確認しましょう。ブラウザーのセキュア DNS、システムの名前解決、アプリ内蔵の名前解決は、それぞれ異なる経路を使う場合があります。DNS 検査で特定の事業者が表示されても、それだけで情報漏えいとは判断できません。想定した経路を通らずに問い合わせが行われているかも確認してください。
同様に、出口 IP が変わっても、端末のすべての通信が取り込まれたとは限りません。ルールモードでは、一部の通信が直接接続されるのが想定どおりの場合もあります。「どのアプリの、どのリクエストを、どの経路に通したいのか」を明確にすると、「ちゃんと動いているか」という漠然とした確認よりも原因を見つけやすくなります。
よくあるつまずき:失敗した段階から順に確認
サーバー一覧は表示されるが、どのサーバーにも接続できない
まずプランが有効か、通信量が残っているか、利用中のネットワークが正常かを確認し、次に端末の時刻が正確か確認します。暗号化接続の中には正確な時刻が必要なものがあり、時刻のずれが証明書の検証エラーにつながることがあります。その後、地域や種類の異なるサーバーに切り替えて比較し、アプリのエラー表示を控えましょう。原因が分からなくなるため、DNS、ルーティング、プロトコルを同時に変更しないでください。
接続できるが、一部のアプリだけ使えない
まず、プロキシの適用範囲の問題か、接続先サービス側の制限かを切り分けます。ブラウザーでは使えて単独のアプリでは使えない場合、システムプロキシへの対応状況を確認しましょう。特定のサイトだけで問題が起きる場合は、ルール、キャッシュ、アカウントの地域設定、プラットフォームの案内を確認します。ストリーミングなど地域別サービスの利用可否は、接続先の実際の動作でご確認ください。サーバーに接続できても、サービス側がその出口を受け入れるとは限りません。
アプリを終了すると、国内サイトも開けなくなる
システムプロキシが終了済みのローカルアプリを参照したままになっていないか確認し、アプリに用意されたオフ機能や設定の復元機能で状態を戻します。仮想ネットワークインターフェースモードを使っている場合は、アプリの手順に沿って切断してから、ほかのネットワークソフトがルーティングを変更していないか確認してください。最初の対処として、システムのネットワーク関連コンポーネントをむやみに削除しないでください。
初日の終わりに、再現できる設定を残す
接続できたら、現在の設定、サーバー、プロキシモードを記録し、切断後に通常のネットワークへ戻ることを確認します。その後、必要に応じて自動起動やルール設定を調整しましょう。アプリの自動起動が自動接続を意味するとは限らないため、それぞれ個別に確認してください。複数の端末で使う場合は、各端末に対応アプリをインストールして個別に動作を確認します。一台での成功を全端末の設定完了とみなさないでください。