サービス範囲と越境接続の基本
アカウント、プラン、クライアントの違い
YiYiVPNは、国際ネットワークの高速化を支援するサブスクリプションサービスです。120+か国、240+の回線に対応し、Windows / macOS / iOS / Android / Linuxで利用できます。アカウントには注文情報と利用権が保存され、プランによって利用できるデータ容量や課金方式が決まります。クライアントは端末からの通信を選択した回線に送るソフトウェアです。それぞれ役割が異なり、クライアントをインストールしただけでは有効なサブスクリプションは使えません。また、アカウントにログインできても、目的のアプリの通信がプロキシ経由になるとは限りません。
日常の利用は、順序のある通信経路として捉えると分かりやすくなります。まず端末のネットワークが正常に接続され、次にクライアントがサブスクリプションの回線設定を読み込みます。その後、適切なプロキシモードでアプリの通信を処理し、出口から目的のウェブサイトへアクセスします。どこか一つでも問題があると、ページが開かないことがあります。トラブル時は、エラーがどの段階で起きているかを確認しましょう。すぐにプランを変更したり、アプリを再インストールしたり、関係のない設定を同時に変更したりするのは避けてください。
本サービスが提供するのはネットワーク接続経路であり、接続先プラットフォームのアカウント権限ではありません。動画配信サービスの会員資格、AIツールのアカウント、各プラットフォームの地域ルールやコンテンツの利用許諾は、それぞれのプラットフォームが定めています。サイトが開けても、すべての機能を使えるとは限りません。出口が特定の地域にあっても、アカウントの地域が変わるわけではありません。サブスクリプション、本人確認、コンテンツの利用許諾に関する案内が表示された場合は、接続障害と決めつけず、まず接続先プラットフォームの説明を確認してください。
回線の種類とプロキシモードは別のもの
IEPL専用線、中継、直結は回線の構成を示すもので、クライアントのルーティングモードとは異なります。専用線は経路内の専用伝送を重視した構成、中継は中間の接続ノードを経由して出口へ向かう方式、直結はローカルネットワークから出口へ直接接続する経路を指します。名称だけで実際の使用感は判断できません。利用中の通信事業者、接続環境、接続先サービス、利用時間帯によって結果は異なります。各回線の詳細はサーバーページと現在のサブスクリプションをご確認ください。
ルールモード、グローバルモード、直結モードは、どの通信をプロキシ経由にするかを決める設定です。ルールモードはドメイン、アドレス、アプリなどの条件に基づいて通信先を振り分けます。グローバルモードでは通常、クライアントが処理できる通信を一律にプロキシ経由にします。直結モードではプロキシの出口を経由しません。「グローバル」でも、すべての端末通信が自動的に対象になるわけではありません。アプリがシステムプロキシに従うか、クライアントで仮想ネットワークアダプターが有効かによって、対象範囲が変わります。
システムプロキシは、まずブラウザーで接続を確認する場合に適しています。仮想ネットワークアダプターは、より広い範囲の通信を処理するために使いますが、システム権限やローカルルートの設定が必要になることがあります。初回からすべての設定を有効にする必要はありません。まずはクライアントの初期設定、または管理画面のガイドに従い、基本的なアクセスを確認してから必要な項目を一つずつ追加してください。会社や学校のネットワーク、管理対象端末には独自の制限がある場合があります。設定時はネットワークと端末の管理ルールを守ってください。
プライバシーに関する方針と利用上の注意
YiYiVPNのプライバシーに関する方針は「匿名・ノーログ」です。ただし、ブラウザー、OS、接続先ウェブサイトに記録が一切残らないという意味ではありません。サイトにログインすると、アカウントに基づいて利用状況が識別される場合があります。閲覧履歴、ダウンロードしたファイル、端末上のアプリデータも各自で管理してください。プライバシーについてはサービス側、端末側、接続先プラットフォームを分けて考える必要があります。プロキシを有効にするだけで、すべてのセキュリティ設定を代替できるわけではありません。
本サービスは同時利用台数に制限がありません。ただし、端末ごとに適切なクライアントをインストールし、設定を読み込んで接続を確認する必要があります。サブスクリプションはアカウントの利用権に紐づくため、公開の場で共有する方法はおすすめしません。この章を読み終えたら、「端末がネットワークに接続できる」「サブスクリプションが有効」「回線に接続できる」「目的のアプリが使える」の違いを把握できていることが目安です。以降の章もこの順序で進め、各操作で確認する対象を明確にします。
月額プランとデータ容量パックの選び方
利用ペースに合わせて課金方式を選ぶ
月額プランは、継続的に利用し、定期的にデータ容量を受け取りたい場合に適しています。YiYiVPNの月額プランは、¥9.9/月で60GB、¥18/月で250GB、¥28/月で500GBです。データ容量は契約開始日を基準に毎月リセットされます。毎月1日にリセットされるわけではありません。現在の残量を確認するときは、管理画面のプラン状態、データ使用量、リセット日時をあわせて確認してください。カレンダーの日付だけで残量が戻ると判断しないようにしましょう。
データ容量パックは、利用間隔が長い場合や必要な容量が一定でない場合に適しています。選べる容量は¥158/300GB、¥358/1000GB、¥658/3000GBで、使い切るまで利用でき、期限はありません。月額プランとの主な違いは、クライアントの操作方法ではなく、データ容量の消費方法です。「期限なし」は容量無制限という意味ではありません。利用すると残量は減るため、残高や使用履歴はアカウントの管理画面で確認してください。
プランを選ぶ前に、普段の使い方を整理しましょう。ウェブ閲覧やテキスト中心なのか、動画を長時間再生するのか、クラウド上のファイルを同期するのか、端末がバックグラウンドで頻繁に更新されるのかを考えます。動画、ファイル転送、自動バックアップは、テキスト閲覧より継続的に容量を消費しやすい傾向がありますが、実際の消費量はコンテンツの画質やアプリの設定によって異なります。利用記録がない場合は、根拠のない1日あたりの使用量を当てにせず、予算に合うプランを選び、実際の消費を見ながら調整してください。
| 課金方式 | 料金と容量 | データ容量のルール |
|---|---|---|
| 月額プラン | ¥9.9/月・60GB | 契約開始日を基準に毎月リセット |
| 月額プラン | ¥18/月・250GB | 契約開始日を基準に毎月リセット |
| 月額プラン | ¥28/月・500GB | 契約開始日を基準に毎月リセット |
| データ容量パック | ¥158/300GB | 使い切るまで利用可能、期限なし |
| データ容量パック | ¥358/1000GB | 使い切るまで利用可能、期限なし |
| データ容量パック | ¥658/3000GB | 使い切るまで利用可能、期限なし |
容量、端末数、アップグレードの条件を確認する
同時利用台数に制限がなくても、端末ごとに独立したプラン容量が割り当てられるわけではありません。必要な容量を考える際は、パソコン、タブレットなど各端末での利用状況を確認し、管理画面に表示されるデータ使用量の基準にも注意してください。端末を操作していない間も、同期処理がバックグラウンドで動いている場合があります。消費量が大きく変わったら、ブラウザーで開いたページ数だけでなく、システム更新、クラウドストレージ、動画の自動再生、ファイルのダウンロードを確認しましょう。
月額プランを途中でアップグレードする場合、差額は残り日数に応じて換算されます。変更前に注文ページの説明と最終的な決済内容を確認してください。1か月分を基準に、追加される容量や利用期間を独自に計算しないでください。アップグレード後の利用権は本ガイドでは計算できません。変更内容が想定と異なる場合は、注文情報を保管してサポートチケットで確認しましょう。異なるプランを続けて申し込むと、プランの状態や決済履歴の確認が難しくなることがあります。
複数の注文を組み合わせられる、または課金方式を変更すれば古い利用権が特定の順番で消費されると決めつけないでください。これらの組み合わせ条件は確認できる情報に含まれていないため、実際に選べる内容は現在の管理画面で確認してください。端末や用途ごとに使い分けたい場合は、まずそれぞれの利用目的を整理し、管理画面で利用可能な方法を確認しましょう。月額プランとデータ容量パックがあるからといって、自由に併用できるとは限りません。
支払い前に確認しておきたいこと
YiYiVPNはAlipay / WeChat Pay / USDTに対応し、30日間の理由を問わない返金を提供しています。注文時にはプラン名、料金、課金方式、支払い方法を確認してください。適用範囲の詳細は返金ポリシーをご覧ください。返金の案内は接続先プラットフォームの機能を保証するものではなく、プランの確認を省いてよいという意味でもありません。組織や他人の支払いアカウントを使う場合は、注文を後から確認できるよう、事前に支払いの承認と証明書類の保存方法を確認してください。
料金と利用条件はプラン・料金ページでまとめて確認できます。この章の目標は、単に容量の大きいプランを選ぶことではありません。課金方式、容量の回復・消費方法、支払額、アップグレード前の確認事項を説明できる状態を目指しましょう。内容を把握してからアカウント作成と注文に進むと、後で容量や期限に疑問が生じた際、課金ルールと接続設定のどちらが原因か判断しやすくなります。
アカウント作成と注文内容の確認
ユーザーパネルでアカウントを操作する
YiYiVPNのアカウント作成にメールアドレスは不要です。ユーザー名とパスワードで登録できます。サイトのナビゲーションからユーザーパネルを開き、アカウント作成画面の案内に沿って入力してください。ユーザー名はアカウントの識別に、パスワードはログイン権限の保護に使います。どちらも安全に保管してください。一時的に適当に入力した文字列を、後から思い出せないまま長期利用することは避けましょう。パスワードは他のサイトと使い回さず、信頼できるパスワード管理ツールに保存することをおすすめします。公開文書やチャットグループには書き込まないでください。
情報を入力する前にアドレスバーを確認し、yiyivpn.comの該当ページまたは正規の決済手続きであることを確かめてください。サービス紹介ページとユーザーパネルは役割が異なります。前者ではサービスやガイドを案内し、後者ではログイン、プラン、注文、サブスクリプション、サポートチケットを管理します。プレビュー環境やサブディレクトリではパスが異なる場合もあるため、サイト内のリンクからアクセスしてください。検索結果にある同名のページを安易にアカウント入口と判断せず、ログイン情報を他人に伝えないでください。
送信後、まず自分のアカウント概要を開けることを確認してから、プランを選びましょう。ブラウザーにパスワードの保存を促された場合は、保存先が現在のサイトであることを確認してください。ログインできないときは、ユーザー名の大文字・小文字、入力モード、余分な空白、パスワード管理ツールが別のアカウント情報を入力していないかを確認します。アカウントが正しいか分からないまま似たユーザー名を何度も作成するのは避けてください。支払いをしたアカウントと、クライアントで使うサブスクリプションのアカウントが異なる原因になります。
プラン選びから支払い確認まで
管理画面のプラン欄を開いたら、前章で選んだ課金方式と照らし合わせて注文概要を確認します。料金、容量、プランの種類が合っていることを確かめたうえで、Alipay、WeChat Pay、USDTから適切な方法を選んでください。決済ページの注文情報と管理画面の記録が一致することを確認しましょう。画面が途中で止まった場合は、すぐに注文を再送信せず、まずアカウントの注文一覧で状態を確認してください。ページの表示が更新されていないだけなのに、支払いが完了していないと誤認するおそれがあります。
支払い後、管理画面に戻り、注文が確認済みになっているか、アカウントの利用権が更新されているかを確認します。決済サービスの支払い完了表示、ブラウザーがサイトに戻ったこと、管理画面での反映は、それぞれ異なる段階の通知です。表示が一致しない場合は、証明書類を保管し、注文を再読み込みするか、概要ページを開き直して確認してください。画面遷移のアニメーションだけで結果を判断せず、状態がはっきりしないときに支払いリンクを何度も押さないでください。表示の遅れを解消しようとして、同じプランを続けて購入することも避けましょう。
USDTで支払う場合は、現在の決済ページに表示されている資産、ネットワーク、アドレス、金額に厳密に従ってください。過去の注文画面の画像や本ガイドから送金情報を推測してはいけません。本ガイドでは送金先アドレスを案内しません。決済ページの案内と準備している送金方法が一致しない場合は、操作を中止して確認してください。支払い済みの注文についてサポートが必要な場合は、アカウントのサポートチケットから注文情報と証明書類を提示してください。確認に必要な情報は残し、関係のない残高や取引履歴は隠してください。
注文の問題と認証情報の保護
支払いが完了しているのに利用権が更新されない場合は、サポートチケットに選択したプラン、注文の状態、支払い方法、発生した状況を記載し、確認できる注文証明を添付してください。「支払いは引き落とされた」「管理画面には処理待ちと表示される」のように分けて説明すると、「使えない」とだけ伝えるより原因を特定しやすくなります。ログインパスワード、サブスクリプションの完全なURL、決済サービスの機密情報は添付しないでください。チケットはユーザーパネルから送信できます。未確認の外部連絡先を探す必要はありません。
アカウントの準備ができたら、次の章でサブスクリプションを取得する前に、概要、注文、ダウンロード、サポートチケットの各欄を確認しておきましょう。共有パソコンで操作した場合は、終了後にログアウトし、ダウンロードフォルダーやクリップボードに設定情報が残っていないか確認してください。アカウントにログインでき、注文が有効になり、プランの状態を確認できれば、この段階は完了です。こうしておけば、クライアントの設定で問題が起きても、正しいアカウントを使っているかという点から調べ直す必要がありません。
サブスクリプションの取得と設定更新
サブスクリプションURLは一般的なウェブページのURLではありません
プランが有効になったら、ユーザーパネルの概要またはサブスクリプション欄で、現在のアカウントの取得先を確認してください。サブスクリプションURLには利用権を識別する情報が含まれることがあり、クライアントはこのURLから回線や関連設定を取得します。ブラウザーに貼り付けた際にテキストが表示されたり、ダウンロードが始まったり、案内が出たりしても、それだけでは設定の成否を判断できません。クライアントが対応する形式で設定を読み込み、現在のアカウントに合った回線一覧を表示するか確認してください。
パネルにあるコピー用ボタンを使い、ボタン名や前後の説明、改行まで一緒にコピーしていないか確認してください。手動で貼り付ける場合は、クライアントのサブスクリプションURL欄に入力します。ノード名、プロキシポート、ウェブ検索欄には貼り付けないでください。設定名には識別しやすい名前を付けられますが、URL自体は変更しないでください。クエリパラメーターが長く見えても、不要な部分だと判断して削除しないようにしましょう。
サブスクリプションURLは機密性の高い設定情報です。フォーラムやスクリーンショット、複数人で共有する文書に公開しないでください。設定の入力場所を説明する場合は、明らかな例示用URLを使います。この例示用URLではYiYiVPNに接続できません。問題の報告にスクリーンショットが必要な場合は、URL全体と認証情報につながる部分を隠し、クライアント名、エラーメッセージ、関連する設定だけを残してください。URLを公開してしまった場合は、まず管理画面にリセット機能があるか確認してください。
https://example.com/sub?token=YOUR_TOKEN
クライアントの形式に合ったインポート方法を選ぶ
同じクライアントに「ファイルをインポート」「サブスクリプションを追加」「ノードを追加」などの項目がある場合でも、それぞれ受け付ける内容は異なります。サブスクリプションURLはサブスクリプション設定から、ローカルの設定ファイルはファイルのインポートから追加してください。管理画面に対象クライアント用のインポートボタンがある場合は、先に端末へそのクライアントをインストールしてから試します。ブラウザーに外部アプリを開く許可を求められたら、アプリ名を確認し、知らないプログラムに設定を渡さないようにしてください。
自動起動に反応がなくても、サブスクリプションが無効とは限りません。ブラウザーが外部プロトコルをブロックしている場合や、インストール済みクライアントとプロトコルが関連付けられていない場合があります。管理画面に戻ってURLをコピーし、クライアント内から手動で追加すると、具体的なエラーを確認しやすくなります。対応していない形式と表示されたら、管理画面に該当形式の入口があるか確認してください。サブスクリプションが漏れるおそれがあるため、未確認のオンライン変換サイトに内容を渡さないでください。
インポート後は、「設定が保存されている」ことと「その設定が現在使われている」ことを区別してください。複数の設定を保存できるクライアントでも、ルーティングに使われるのは選択中の設定だけです。現在の設定名、更新結果、回線一覧を確認し、古いサービスやテスト用の設定を選んでいないか確かめましょう。名前が似ている場合はローカルの設定に分かりやすいメモを付けられますが、サブスクリプション管理下の重要な項目は編集しないでください。次回更新時に変更が上書きされ、動作に一貫性がなくなるおそれがあります。
更新、無効化、リセットの対処順
サブスクリプションの更新は、サーバーから設定を再取得する操作です。消費済みのデータ容量を補充したり、プランの有効期間を自動延長したりするものではありません。回線一覧が空の場合は、まずアカウントの利用権が有効かを確認し、次に更新エラーがネットワーク接続、URL、形式のどれに関係するかを調べます。ローカルネットワークが使えるのに更新に失敗する場合は、クライアントの仕様を確認し、更新に現在のプロキシ接続が必要か調べてください。唯一の設定をバックアップせずに削除すると、比較に使えるエラー記録を失うおそれがあります。
サブスクリプションをリセットすると、以前のURLが使えなくなる場合があります。具体的な動作は管理画面の案内を確認してください。リセット前に利用中の端末をすべて確認し、実行後は新しい設定を各クライアントに同期して、現在の設定が選択されていることを再確認します。特定の端末だけでインポートに失敗している場合、アカウント全体のサブスクリプションをすぐにリセットする必要はありません。入力内容、形式、ローカルネットワークを確認してから、アカウント側の変更に進みましょう。この章の完了時には、URLをコピーしただけでなく、クライアントに回線一覧が表示され、選択できる状態を目指します。
各端末へのクライアント設定
WindowsとmacOS:設定を確認してからプロキシを有効にする
クライアントはユーザーパネルのダウンロード欄から入手してください。Windows / macOS / Android / Linuxでは、ログインすればクライアントをダウンロードできます。購入済みプランは不要ですが、実際の接続には有効な利用権とサブスクリプションが必要です。iOSの入手条件は後述します。インストール前に端末のプラットフォームとシステムの案内を確認し、異なるプラットフォーム用のインストールファイルを使い回さないでください。管理画面の最新の説明は、本ガイドで使う一般的な画面名より優先されます。
Windowsでクライアントをインストールして起動したら、設定またはサブスクリプション欄を開き、前章で取得したURLを追加して更新します。その設定を現在の使用項目に指定してください。回線を選択してから、クライアントのシステムプロキシを有効にし、ブラウザーでアクセスを確認します。仮想ネットワークアダプターを使う場合は、必要な権限をアプリに与えてください。システムプロキシが有効なのにアプリが直接接続する場合は、そのアプリがシステム設定に従うか確認します。すぐに回線の問題と決めつけないでください。
macOSでも、サブスクリプションの追加、設定の更新、使用する設定の選択、回線の選択、プロキシの有効化という順に進めます。ネットワーク関連のコンポーネントを許可するようシステムから求められた場合は、要求元がインストールしたクライアントであることを確認してください。ほかのプロキシツールを使っていた場合は、現在のツールを有効にする前に終了します。ウインドウを閉じてもアプリが終了するとは限りません。メニューバーの状態を確認し、複数のバックグラウンドプロキシがシステム設定を同時に変更しないようにしてください。
iOSとAndroid:システムの許可とバックグラウンド動作を確認
iOSでは、管理画面のApp Storeリンクからクライアントを入手します。購入済みで有効期限内のプランを利用しているユーザーのみ、該当リンクを取得できます。管理画面にプランの確認を求められた場合は、出所の分からない代替インストール方法を探さず、アカウント概要に戻って状態を確認してください。App Storeでの入手可否は現在のストアの地域によって異なります。ストアのアカウント、端末のアカウント、YiYiVPNのアカウントは別のものです。それぞれを確認しながら問題を切り分けてください。
iOSクライアントにサブスクリプションを追加して更新したら、回線を選び、システムの案内に従ってVPN構成の追加を許可し、接続を有効にします。出所の分からない構成プロファイルを、サブスクリプション設定の代わりにインポートしないでください。システムにVPNの表示が出ても、トンネル設定が有効であることを示すだけです。目的のアプリの通信が選択した出口を経由しているかは、別途確認が必要です。自動化やショートカットを使う場合は、まず手動で接続できることを確認してから自動実行を設定し、許可に関する問題が自動処理に隠れないようにしましょう。
Androidでサブスクリプションを追加した後、初回接続時にシステムのVPN接続要求への確認が必要になることがあります。要求元が現在使っているクライアントであることを確認してください。同種の接続機能を使うほかのアプリが端末にある場合は、それぞれの用途を確認し、同時に通信を処理させないようにします。バックグラウンドに切り替えると接続が切れる場合は、バックグラウンド動作やバッテリー管理の設定を確認し、継続動作に必要な権限だけをクライアントに与えてください。iOSの詳細はiPhoneクライアントと構成プロファイルの解説をご覧ください。
Linux:デスクトップのプロキシとサービスの通信を区別する
Linuxでクライアントを入手したら、使用中のディストリビューションと管理画面の説明に従ってインストールし、サブスクリプションを追加して設定を選択します。デスクトップ環境のシステムプロキシ設定が、端末プログラムやバックグラウンドサービスに自動で適用されるとは限りません。端末の環境変数も、GUIアプリに適用されるとは限りません。ブラウザー、端末、実際に使うプログラムをそれぞれ確認してください。権限を高めるモードを使う場合は、役割を理解してから有効にし、必要のない高権限状態でクライアントを常時動作させないようにしましょう。
どのプラットフォームでも、初回の設定後に一通り接続を確認してから、起動時の自動実行、自動接続、アプリごとのルール分岐を設定してください。画面の名称は異なっても、確認する順番は同じです。設定の読み込み、現在の設定、選択中の回線、通信を処理するモード、目的のアプリの動作を確認しましょう。特定のプラットフォームで一部のアプリだけに問題がある場合は、正常に動く環境はそのままにし、該当アプリの通信経路を確認します。端末全体を設定し直す必要はありません。デスクトップでの使い方はWindowsのグローバルプロキシとルール分岐の解説も参考にしてください。
| プラットフォーム | インポート後に行うこと | 問題が起きたときにまず確認 |
|---|---|---|
| Windows | 設定を選択し、必要なプロキシモードを有効にする | システムプロキシとアプリ独自の設定 |
| macOS | ネットワーク関連の許可を確認 | メニューバーにある他のプロキシツール |
| iOS | システムのVPN構成に関する許可を確認 | プランの状態、ストアの地域、設定の選択 |
| Android | VPN接続の要求を確認 | バックグラウンド動作の管理と他の通信処理アプリ |
| Linux | デスクトップと端末を個別に確認 | 環境変数、アプリの設定、権限 |
接続確認と原因の切り分け
比較の基準を先に決める
接続を確認する前にプロキシを無効にし、ローカルネットワーク自体でよく使うウェブサイトにアクセスできることを確認します。そのときの接続環境が、自宅、公共のネットワーク、その他のどれかも記録してください。次にクライアントを有効にし、同じブラウザー、同じ接続先ページで比較します。回線を切り替えるのと同時に、ネットワークを変更したり、キャッシュを消したり、DNSを変更したりしないでください。アクセスが回復しても、どの操作が有効だったのか分からなくなり、同じ問題が起きた際に判断できなくなります。
接続後、当サイトの出口IP確認ページを開き、現在のブラウザー通信の出口情報を確認できます。確認に失敗した場合はページの案内に従ってください。ツールが一時的に結果を返せないだけで、プロキシが無効だと決めつけないでください。出口が変わったことは、そのリクエストが別の経路を通ったことを示しますが、すべてのアプリの通信が処理されている証明にはなりません。出口の地域も確認の手掛かりにすぎず、ストリーミングの利用許諾やAIツールの利用可否を保証するものではありません。
続いて、実際に使うアプリを開き、必要な操作を行って確認します。ホーム画面を開くだけでは十分ではありません。テキストツールならリクエストが完了するか、動画配信なら実際に再生できるか、ファイルツールなら転送処理ができるかを確認してください。ホーム画面の静的ファイルはキャッシュから表示される場合があり、ログイン画面と主要機能で別のドメインが使われることもあります。ホーム画面は正常でも主要機能が動かない場合は、失敗した処理を個別に記録し、ネットワーク全体の問題と混同しないようにしましょう。
DNS、ルーティング、アプリのエラーを分けて考える
DNSはドメイン名をIPアドレスに変換します。接続時に「サーバーが見つかりません」などと表示された場合は、名前解決が成功しているか確認できます。ただし、名前解決ができても、その後の接続が成功するとは限りません。クライアントのDNS、システムDNS、ブラウザーのセキュアDNSがそれぞれ通信に関わる場合があるため、システム設定だけを見て実際の名前解決経路を判断しないでください。まず現在の設定を記録し、クライアントの案内に従って調整しましょう。互いに設定を上書きするDNS方式を同時に有効にするのは避けてください。
端末での問い合わせコマンドを使うと、システムの名前解決結果を確認できます。次のコマンドはexample.comを照会します。出力は現在の問い合わせに応答があったかを確認するためのもので、ブラウザーなどの別アプリが同じ経路を使う証明にはなりません。OSによっては対応するツールの追加インストールが必要です。ツールがない場合、接続確認のためにシステム設定を無理に変更する必要はありません。特定のDNSアドレスをすべての端末の固定設定にコピーしないでください。接続先プラットフォームの名前解決結果は変わる場合があります。
nslookup example.com
特定のアプリだけ接続できない場合は、独自のプロキシ設定があるか、システムプロキシを継承するか、異なるネットワークコンポーネントを使っているかを確認してください。すべての接続先で失敗する場合は、サブスクリプションの状態、回線の選択、通信を処理するモードに戻って確認します。同じ設定が別のネットワークでは正常に動くなら、ローカルネットワークの制限やルートの違いが考えられます。クライアントの接続テストは参考になりますが、実際のアプリでの確認に代わるものではありません。テストの遅延だけで全体の使用感を判断しないでください。
設定を次々に切り替えず、結果に応じて原因を絞る
ウェブサイトの証明書に関する警告が表示されても、警告を無視して回線の正常性を確認しないでください。端末の時刻、アクセス先のドメイン、ネットワーク上の追加プロキシを確認しましょう。接続先プラットフォームからアカウント、地域、権限に関する案内が返ってきた場合は、リクエストがプラットフォームまで届いている可能性があります。プラットフォームのルールやアカウントの状態を確認してください。タイムアウトの場合は、出口、ルーティング、ネットワーク経路を調べます。「開かない」という情報だけでなく、エラーページの文面を保存しておくと役立ちます。
接続確認後、正常に動作した設定名、回線、プロキシモード、対象アプリを記録し、今後の比較基準にしてください。問い合わせる場合は端末のプラットフォーム、接続環境、失敗した操作、回線を変えたときの変化を伝えます。サブスクリプションの完全なURLは添付しないでください。アプリごとの詳しい確認方法は出口IP、DNS、アプリの接続確認ガイドをご覧ください。この段階の目標は、クライアントの接続スイッチがオンになっていることではなく、目的の操作が実際に完了することです。
日常管理と更新時の確認
安定している設定を保ち、定期的にアカウントの状態を確認する
接続が安定したら、毎日サブスクリプションを作り直したり、高度なパラメーターを変更したりする必要はありません。日常管理では、クライアントの設定とアカウントの利用権を一致させ、最近システム、ネットワーク、アプリに変更があったか把握しておくことが大切です。現在の設定名、よく使う回線、プロキシモードを端末内に記録しても構いませんが、サブスクリプションURL全体を一般的なメモに保存しないでください。設定の更新、OSのアップデート、ネットワークの切り替えはできるだけ別々に行うと、問題が起きた際に正常だった状態へ戻しやすくなります。
プランを確認するときは、データ容量、有効状態、課金方式をあわせて確認してください。月額プランは契約開始日を基準に毎月データ容量がリセットされ、データ容量パックは使い切るまで利用でき、期限はありません。この2種類に同じ確認方法を当てはめないでください。また、クライアントのローカル統計を最終的な課金データと決めつけないでください。集計範囲、バックグラウンド通信、表示の更新タイミングによって見え方が異なる場合があります。利用権は管理画面の記録で確認し、不明点があれば具体的な情報を添えて問い合わせてください。
データ容量の消費量が急に増えた場合は、まず端末のダウンロード、同期、更新処理を確認してください。動画の画質自動切り替え、クラウドストレージの再同期、システム更新などが、気づかないうちに通信を続けることがあります。疑わしい処理を一時停止し、変化を確認しましょう。プロキシ機能をすべて無効にする必要はありません。特定の通信を直結させたい場合は、そのアクセス要件を確認してからルールを設定してください。クライアントの統計表示だけを少なくしても、アカウントのデータ消費が止まった証明にはなりません。
更新、アップグレード、クライアントの更新は別々に行う
更新前に管理画面へ戻り、現在のプランと注文概要を確認してください。以前のスクリーンショットや保存した決済ページを使って操作しないでください。新しい注文の料金、利用権、適用方法を確定前に確認しましょう。本ガイドでは、特定の自動更新や自動引き落としの仕組みがあるとは想定していません。手動操作が必要かどうかは、管理画面の現在の設定に従ってください。支払い後はアカウントの章で説明した方法で注文の確認と利用権の状態を確認します。支払い後すぐに画面を閉じ、接続が切れてから状態未確認に気づくことのないようにしましょう。
途中でアップグレードする場合、差額は残り日数に応じて換算されます。具体的な決済内容は管理画面で確認してください。アップグレード、更新、サブスクリプションの再インポートは別の操作です。アップグレードはプランの利用権を変更し、更新は利用継続の注文を処理し、サブスクリプションの更新は設定を同期します。回線を更新するために注文を繰り返したり、再インポートで容量を回復させたりしないでください。課金方式を変更したい場合は、事前に案内を読み、不明な点はサポートチケットで確認してから操作しましょう。
クライアントは管理画面のリンク、またはクライアントが提供する信頼できる更新手順から更新してください。チャットで届いた未確認のインストールファイルは使用しないでください。更新前にサブスクリプションURLを安全に保存し、現在の設定に手動ルールが含まれているか確認します。更新後は設定が引き続き選択されているか、システムプロキシが維持されているか、必要な権限の再許可が求められていないか確認してください。基本的な接続が正常に動くことを確かめてから、自動起動や自動接続を再設定し、誤った状態が自動処理で続かないようにしましょう。
端末の変更、サブスクリプションの漏えい、返金の相談
端末を変更する場合は、新しい端末にクライアントを個別にインストールしてサブスクリプションを読み込み、接続を確認してから古い端末の設定を削除してください。端末を譲渡または売却する前には、アカウントからログアウトし、クライアントの設定と残存ファイルを削除します。デスクトップのアイコンを消しただけでは設定は削除されません。サブスクリプションの漏えいが疑われる場合は、管理画面でリセット方法を確認し、リセット後に利用中の端末を更新してください。漏えいを証明するために、古いURLを公開してはいけません。古い設定がまだ有効かどうかは、管理画面の状態で確認してください。
返金を申請する場合は、返金ポリシーと管理画面のサポートチケット手順に従ってください。案内されている返金条件は、30日間の理由を問わない返金です。問い合わせ時には注文情報と問題の説明を提示すればよく、パスワードを知らせる必要はありません。日常管理の目標は、現在のプランをすぐ確認でき、使用中の設定を特定し、普段の接続方法を把握し、利用権の変更と技術設定の違いを説明できることです。未確認の設定を大量のスクリーンショットで残すより、整理した記録を保管するほうが長期利用に役立ちます。
通信の振り分けと利用シーン別の応用設定
通信を処理する範囲を決めてから、ルールを調整する
応用設定は、基本的な接続を確認した後に行ってください。まず目的を明確にします。特定のウェブサイトだけをプロキシ経由にするのか、システムプロキシに従わないアプリも対象にするのか、ローカル端末へのアクセスを維持するのか、端末のツールに指定した出口を使わせるのかを整理しましょう。目的によって調整すべき設定の層は異なります。高度な項目を見つけてもすべて有効にしないでください。特に仮想ネットワークアダプター、グローバルモード、アプリ独自のプロキシを同時に有効にした後で、通信経路を推測することは避けましょう。
ルールの適用には通常、優先順位があります。範囲の広いルールが先に適用されると、後続の細かい条件が機能しなくなることがあります。変更前に、現在の設定ルールがどこから読み込まれ、どのように上書きされるか確認してください。サブスクリプションから取得したファイルを直接編集せず、クライアントにローカルの上書き機能があれば優先して使いましょう。次回のサブスクリプション更新で手動変更が上書きされるおそれがあります。目的に関係するルールだけを一つずつ変更し、変更前の動作状態を保ったうえで、実際のアプリを使って結果を確認してください。
ローカルプリンター、LAN上のファイル共有、管理画面へのアクセスでは、直結経路を維持する必要がある場合があります。通信を広く処理する設定を有効にした後、これらの機能が使えなくなった場合は、システムの保護機能を先に無効にせず、クライアントがローカルアドレスやローカルネットワークをどう扱うか確認してください。社内ネットワークやリモートワーク用ツールには独自のルーティング要件がある場合があります。管理者の案内に従ってください。家庭のネットワークで動いたルールを、管理対象ネットワークで未検証のまま使うと、業務サービスに影響したり利用規則に反したりするおそれがあります。
端末ツールと対象アプリを個別に確認する
端末プログラムはプロキシ環境変数を参照する場合もあれば、独自の設定だけを使う場合もあります。GUIアプリはシステムプロキシに従うことがあります。設定前にプログラムのドキュメントを確認し、HTTPプロキシとSOCKSプロキシのどちらに対応するか、名前解決をどちら側で行うかを確かめてください。これらのプロトコル名は、相互に置き換えられるものではありません。クライアントのローカルポートが分からない場合は、クライアントの設定で確認します。他のガイドからポート番号をそのままコピーして試すのは避けてください。
端末に古い環境変数が残っていると、クライアントを終了してもプログラムが無効なローカルプロキシへの接続を試みることがあります。原因を調べるときは、関連する環境変数があるか確認してください。認証情報を含む完全な値は、ログや公開の問い合わせにコピーせず、変数名だけを確認します。次のコマンドは、この構文に対応するシェルで使えます。関連する変数名を表示するだけで、プロキシを設定したり、現在の環境を変更したりしません。何も表示されなければ、プログラム自体の設定を確認してください。
printenv | cut -d= -f1 | grep -iE '^(http_proxy|https_proxy|all_proxy|no_proxy)$'
ChatGPTなどのAIツールでは、ウェブサイトへのアクセス、ログイン、リクエスト送信、結果の受信がそれぞれ異なる段階で行われます。「ログインできるがリクエストに失敗する」場合は、接続先プラットフォームの案内、アカウント権限、該当する通信がルールどおり処理されているかを確認してください。比較するときは出口をなるべく同じにすると結果を確認しやすくなりますが、プラットフォームのセキュリティ判定を回避できるとは限りません。接続先の地域を頻繁に切り替えて問題を解決しようとしないでください。モデルの利用権、容量、アカウント状態に関する問題をプロキシ設定のせいにしないようにしましょう。
利用シーンに合わせて回線を選び、再利用できる記録を残す
ストリーミングでは、ページへのアクセス、アカウントの地域、実際の再生を分けて確認してください。回線経由でウェブサイトを開けても、すべてのコンテンツを再生できるとは限りません。映像が止まる原因は、ローカルのWi-Fi、端末のデコード、プラットフォーム側の状態である場合もあります。同じ端末と同じコンテンツで回線を比較し、利用する時間帯による違いも確認しましょう。詳しくはストリーミング特集をご覧ください。スポーツ中継での回線選びはイベント開催時の安定性に関する解説も参考になります。回線名だけで視聴品質を保証することはできません。
最後に、アプリ、通信を処理する方法、回線の種類、接続確認の手順、問題が起きたときに戻す設定を簡潔に記録しましょう。認証情報は記録せず、パラメーターを増やしすぎないでください。最初から手順をやり直す場合はクイックスタートガイドへ戻り、特定の段階を確認する場合はこのページの目次を使います。設定の用途を説明でき、正常な状態に戻せることが応用的な使い方の成果です。設定をたくさん有効にすること自体が目的ではありません。